キャンディライターだと1粒でも、ボンボンショコラが作れます!

中身がやわらかい型抜きチョコレート=ボンボンチョコレートを作るには艶々な外側になる「テンパリングしたチョコレート」がなくちゃ...
テンパリングをするには。多めの製菓チョコを用意しないと温度調整が難しいのが面倒。でも、キャンディライターを使うと少量... 極端にいえば1粒でも作ることが可能です!
キャンディライターは米国製で、デコレーションに優れていることと、少量でも艶やかな型抜き出来る便利さが長所です。
今日はクリスマススプリンクルを使った簡単なボンボンショコラの作り方をご紹介してみます。
チョコレート型に、チョコの外側を作る
型はCKの、ボンボンショコラなチョコレート型を用意します。
大きさやカタチなど豊富な種類をご用意してますが、今回はデコレーションしやすいシンプルな丸くて深めのチョコ型を使います。
まず。キャンディライターをレンジで温めて柔らかくしたら、チョコレート型に1/4くらい絞り入れ...
絞り出したチョコを、筆で伸ばします。
寒い冬の室温で作ると固まるのが早いので素早く側面へのばします。暖かい部屋でも作れるのがキャンディライターの魅力なので暖房かけてもOKです。
凸側から見るとこんな感じ...
絵の具のようなモッタリした粘度があるので、ダラーっと垂れてくることはないし...
透明な型なので、蛍光灯などの光に透かして、薄い場所は2度塗りしておいてください。
中身の具を作ります
ボンボンショコラの深い型に、チョコを満タンにして固めると歯が折れる凶器のようなチョコが出来ます... これはいけません!
一般的にはチョコレートと生クリームを混ぜたガナッシュを入れますが、パンやケーキの端っこや、市販のロールケーキを使うと簡単です。
今回は先日作ったクグロフがあるのでコレを使用します。
生地はフードプロセッサーにかけて細かくします。
細かくなったらチョコレートを足します。割合はパン生地2:チョコ1くらいかな。固くて混ぜづらいなら10%くらい牛乳を混ぜて伸ばします。もしあれば、アーモンドプードルを10%くらい混ぜても美味しいです。
このときのチョコはキャンディライターではなく、市販の板チョコを溶かしただけのものでOK。
具ができたら絞り袋に入れ、チョコレート型に絞り入れます。
キャンディライターで蓋をする
具は8割りほどに入れ、最後はキャンディライターで蓋をします。
テンパリングするチョコレートは温度が下がってしまったらもう一度やり直しですが、キャンディライターは電子レンジが使えるので、ここも簡単!
絞り入れたら、チョコ型を机にコンコンコンと何度かぶつけて、平になるようにします。(パレットナイフなどで伸ばすと筋がついて美しくないので、触れずにコンコンとしてください)
チョコレート型は冷凍庫へ10分〜15分入れます。←冷凍したい訳ではなく、チョコを急速に冷やすのが目的です!
チョコレート型からはずす
チョコ型から外すには、チョコ型を少し歪ませてください。凹みの間に空気がはいるようなイメージです。
もし外れなければ冷やし足りない可能性があるので、冷凍庫へ戻して5〜10分様子を見てください。
型から抜けたチョコのフチをcheck!ギザギザっとした部分が残ってると汚らしいし、クチに当たって食べづらいので...
温めたパレットナイフで(お湯に浸けた場合はしっかり水気をとって)フチをすっとこすると、チョコがとけてフチがきれいになるので是非やってみて!
これでボンボンショコラは完成!
このまま食べてしまえばOKですが、せっかくですのでデコレーションを...
ここはインスタに動画を貼ったので見てみてください。キャンディライターの簡単さも伝わるといいんですが♪
この投稿をInstagramで見る